かつやま抄−4月− 山の句会

山の句会 (指導者 大西 素之)


千年の半跏を解かず春の雪      大西 素之

霾や父の好みし駱駝シャツ         西田 礼子

不器用は強さのひとつ残り鴨        吉田百千草

水よりも光集めて雪解川          沢田 美文


このあたりに住まひいたすか孕み猫     名本 敦子

白梅や後ろ手に父遠ざかる         武知 眞美

チェリストの調律長し木の芽雨       池田さち子

没落の一部始終を享保雛          土居 桂子

紙漉いて漉いて育てし力瘤         宮中 敏子

薄氷の流るるやうに人の逝く        大野美代子

春はあけぼの縄文土器に火の匂ひ      堀元 美恵

 

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