かつやま抄−9月−櫟きら句会

櫟きら句会(指導者 江崎紀和子) 




選者吟 
こほろぎや念仏講は車座に       江崎紀和子 

句 会 
秋冷の水りんりんと流れけり      出海 純子 

星月夜父の机に肘ついて       宇治 悦子 

子の髪のふはりと揺るる秋の風     大西扶貴子 

水切りの石するすると鰯雲       寒川 洋子 

亡き母もそのまた母も秋刀魚焼き    曽我部恵子 

居住まひを正し新酒の封を切る      田邨 雅美 

秋茜夕日に翅の触るる音         前田 啓子 

梛の実の砂利にまぎれて筒井筒       山川 瞳 

真直ぐの畝にまつすぐ大根蒔く        渡邉 杜 

身を軽くつかふ一日やつづれさせ        渡辺美紀子 

 


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